洗剤


赤ちゃんの衣類、特に直接肌にふれる下着などは肌に刺激のすくない石鹸で洗ってあげるということになっている。フランスで石鹸といえばマルセイユであり良質な天然原料の洗濯用石鹸が沢山ある。石鹸は塊になっているものを自分で削るかのであるが面倒な人にはあらかじめ削られたものもある。
石鹸は確かに香料やらなにやら怪しげなものが添加されていないうえに合成の洗剤よりも毒性が低いと期待されるのであるが、ちょっとばかり問題がある。ヨーロッパのように水道水が硬水の場合、高いカルシウム濃度のために石鹸が石鹸として働かなくなることがある。また、石鹸成分が固まってしまうこともある。
合成洗剤屋の石鹸というものがあるがこのあたりが妥協点であろう。写真左、ミールは石鹸にアニオン系、非イオン系界面活性剤を加えた液体。右、「猫石鹸」は削り石鹸のような形態をしているが数%の添加物を含む(リン酸系化合物、グリセリン)。

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