国際運転免許の取得


日本の運転免許をフランスのものに切りかえると、もう日本では運転できなくなります。同時に日本で発行された国際運転免許も有効期限にかかわらず失効します。一方、フランスの運転免許ではフランス国内はもちろんのことEU内の国で運転することが可能です。それでは日本を含むEU域外で運転するにはどうすれば良いか?それが国際運転免許です。日本で取得できる国際運転免許同様にフランスでも取得することが可能です。
国際的な道路交通に関する条約はConvention on road trafficというのがあり、1949年9月19日に締結されたものと1968年11月8日に締結されたものがあります。日本で発行される国際運転免許は1949年条約のもの、フランスで発効されるのは1968年のものにもとづいております。

取得の申請はとても簡単。居住している町の管轄のPrefecture窓口で申請即日で発行されます。必要な書類は以下の通り。

フランスの運転免許証
現住所を証明するもの(電気、ガスの請求書/利用明細)
写真2枚

窓口では申請書類を渡されるので記入して上記のものと合わせて提出します。申請書類に記入する内容は氏名、住所、電話番号、フランスの運転免許証番号、取得日と場所、サイン。

費用は昔有料だったのですが今は無料で申請書類の費用欄が消されていました。ただしこれはYvelines県のことであって他の地域では判りません。地域によって各種サービスの手続きや費用が違う可能性があります。

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