ウチではインターネット接続に当初So-netを使用していた。日本でのことである。ここは接続に難があり夜11時頃にはいくつかのアクセスポイントで回線がいっぱいになりつながらない(電話接続で話中にされてしまう)と言うことがあった。文句を言いつつもフランス引越しまで使いつづけた。
フランスでは国外からの接続で追加料金の要らないKDD系のプロバイダKCOMに乗り換えた。ここはいくつかある海外アクセスポイントへの接続に追加料金がかからないのが魅力であった。フランスでの接続ポイントはパリにある。とはいうものの文句はいくつかある。ホームページ用サーバー割り当て容量がたったの2Mバイトしかないこと、サーバー統廃合のためにホームページアドレスを変更させられた上にcgi使用が禁止された。今ここにいたって料金改定に伴って海外からのアクセスに追加料金が設定されたのである。KDD、DDI、IDOの合併で通信事業で打倒NTTとなればサービスの優先順位も変わるのであろう。もちろん日本国内でのサービス価格は値下がりされている。「海外」利用者が切り捨てられたのである。KDDの名誉のために付け加えるならばKDD FranceはJapoNetというインターネット接続サービスで月88Fの接続無制限(電話代含まず)を提供している。2000年10月現在、約1FF=15JPYである。 という事でプロバイダ乗換えを検討することになった。フランスでのNO.1プロバイダといえばやはりWanadooであろう。France
TelecomがバックについたFrance Telecom Interactiveが行っているサービスである。先ごろウインドウズ向け接続CD-ROMが郵便ポストに入っていたのでそれを使って契約した。
何事も問題なくオンライン契約終了という事で試しにIEを起動してみるとちょっとおかしなことに。IEの一部が書き換えられているのである。見なれないメニューが一つ、ホームページもWanadooのページに変えられ、そして右上のアクセス処理中くるくるまわるあの絵がFrance Telecomのマークになっているのである。France Telecomのマーク、つい最近変わったばっかりという事もあってここに表示されるのは古いままである。
デスクトップにはなんか新しいショートカットが作成され、これは初心者向けショートカットボタン類のソフト起動用のものである。IE、Outlook、各種設定などが簡単に起動できるのであるがそれほどありがたいものではない。使用感であるがKDDに比べて明らかに軽くなった感じがする。
さて、Wanadooを使いたいと考える人の気になる数点を以下に列記してみよう。
2.支払い方法は契約方法によって制限がある。接続CD-ROMあるいはホームページからのオンライン契約ではCarte Bleu/VISAに限られるが、ホームページ上にある契約申し込み書PDFファイルを使用した郵送での契約では銀行口座からの自動引き落としあるいは毎月の小切手での支払いも出来る。 3.解約はその旨を文書あるいは電話で通知しなければならないが手紙ならば必要なことだけを書けばよいので心配はない。 4.Mac用の接続契約関連のソフトは別途請求となる。
6.Wanadooとは英語のwanna doのこと?
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