シャモニ・モンブラン


8月11日(土) 晴れ

毎回毎回そうなのだが、夫はしつこいほど戸締りを確認する。
買い物に行くときも、しばらく車を走らせてから「2階の窓閉めたっけ?」などと言い出すので、
そのたびに私は切れそうになる。
さっきあれだけ確認したじゃん!!
今回もそう。
しばらく走ってから、「鎧戸閉めたっけ?」と来た。
閉めたし、閉まってるの見たじゃん!
慎重なのはいいけど、毎回こうだといいかげん嫌になってくる。

と、重い気持ちのヴァカンススタート。

萌衣はハナからグスリ気味。
割と起きてすぐだからか?
ミルクやお菓子でだましだまし進む。
早くも途中のピクニックエリアで休憩。
とりあえず萌衣を遊ばせて疲れさせる作戦。
が、遊びたりず逆に不機嫌に。

昼過ぎにサービスエリアで昼食。
停まってから気が付いた。
以前も来たことあるぞ、ここ。
別のところで停まればよかった。

車はさらに進み、いくつもトンネルを抜ける。
シャモニ・モンブランへ。
迫力の氷河。
町に入り、アパートの近くまで来てから大家さんに電話。
カギを持ってきてもらう。
部屋は・・・うっ、狭い。
入ってすぐに二段ベッドがあり、少し先のドアがトイレとお風呂。
奥の部屋はソファベッドに、テーブル、これまた狭いキッチン。
「ああ、こむぎを連れて来なくてよかった」
去年のスイスがとてもいい部屋だったので、そのギャップが・・・。
まあ、食器洗い機がついてるからいいか。
って、こんな狭いシンクじゃなんも洗えないっての。

今日は外食するにしてもとりあえず買出しへ。
荷物を置いて、食事にでかける。
が、萌衣の暴れぶりに明日からは部屋で食べようと心に誓ったのであった。
 

8月12日(日) 晴れ
 

今日は軽く足慣らし、ということでブレヴァンからプランプラまで下る、およそ1時間30分のコース。
去年のスイスでは俄然張り切っていた私。
しかし、今年は「タダ、ダラダラ過ごしたい」のだ。
日頃、萌衣と2人で相当疲れているらしい。
そんなわけで、朝もダラダラとしていた。
ノソノソ起きていくと、いつも元気な萌衣と張り切る夫。
「お昼のサンドイッチ作っといたよ」だって。
なんてマメな人なんでしょう。
しかしこれで、山に行かなくてはならなくなった。
しぶしぶ支度をして、出発。

ロープウエイ乗り場の係りのお姉さんが、夫に担がれる萌衣を見て
「(こんなに大きいのに)歩かないの?」と聞くので、
年(1歳8ヶ月)を言うと納得してくれた。
やはりフランス人から見ると萌衣は大きい方なのだ。
スイスではあまり子供を担いで登る人は見かけなかったが、ここではよく見かける。
でもやっぱり萌衣ほど大きい子は見ないなぁ。
大きい子はみんな自分で歩いている。
犬連れの人も多い。

はっきり言って、私は下りより登りのほうが好き。
下りは膝が笑ってイカン。

 


雪の上を歩く 

 
ブレヴァンから見たモンブラン(左) 雪山を登る人(右)

あんなに渋っていた私。
いざ、山の上に来るととたんに元気。
足取り軽く、グングン進む。
途中、氷壁や岩壁を登る人がたくさんいた。
ウリナリの「マッターホルン登頂部」を思い出す。
私たちのすぐ前を歩いていた家族連れ、歩いては写真、歩いては写真、と、
写真を撮ってばかりのわりに、進むのが早い。
あっという間に見えなくなった。
パラグライダーの離陸地点?に着く頃ちょうどお昼になったので、
落ち着く場所を探す。
昼食を済ませ、萌衣のオムツも交換。
しかし萌衣は、世界各国いたる所でオムツ交換してるなぁ。
途中、トイレに立ち寄った展望台では、
なぜか日本のおばちゃんが萌衣にチョコレートをくれた。
 
生意気にサングラスする萌衣
今日はショートコースだったので、比較的早く部屋に戻ってきた。
ソファベッドの上で3人ゴロゴロ。
そのままお昼寝。
目覚めの一杯のため、近くのブラッセリーへ。
ぷはぁ?。
これだからやめられないぜぃ!
 

8月13日(月) 晴れ

今日もいい天気。

昨日のコースは少し物足りなかったので、今日はモンタンヴェールからプラン・ドゥ・レギーユへの登り、およそ2時間30分の山越えに挑戦。
モンタンヴェールまでは登山電車。
着いた先には、氷河が広がっている。
しばし、氷河を眺めたあと、プラン・ドゥ・レギーユ目指して歩き始める。
このコースは、かなりきつそう。
いきなり細い崖道だ。
しかし、誰にも出会わない。
本当にこの道でいいのか?
しばらく行くと、前を行く人を発見。
ずんずん進む。
岩の足場が続く。

去年のスイスは、かなり緑が多く放牧される動物もたくさん見られたが、
ここでは、まず動物が食べるような草がないので(岩場多し)、当然動物もいない。
萌衣にはちょっとつまらないかな?
 
半分も過ぎた頃、チョロチョロと流れる小川が増えてきた。
触ってみると冷たい!!
途中、かなり水が流れているところも越え、ようやく頂上の小屋が見えてきた。
萌衣は?と見れば、夫の背中で眠っている。
このあたりになると、上から下ってくる人も増えてきた。

最後、かなりきつかったがようやく到着。
萌衣を寝かせられそうな平らな場所を探す。(何しろ岩がゴツゴツしているのだ)
萌衣を横にして、我々はお昼ご飯。
食べ終わってもまだ起きない。
のんきなものだ。
そのうち夫もゴロンと横になる。
しばし休息。
あとで騒がれると面倒なので、萌衣にもミルクを飲ませる。
マーモットの鳴き声だけは聞こえるが、姿は見えず。

          
山の上で飲むミルクはうまいなぁ
オムツも替えて、今度はロープウエイに乗ってエギーユ・デュ・ミディの展望台を目指す。
ここにはすごい人がたくさんいた。
登ってるときにはほとんど出会わなかったのに。
日本人もかなりいた。
目の前にはモン・ブランが。
うーん、すごい!!
雪山を登ってくる人の姿も見える。
本気の登山家だ!

またケーブルカーに乗って下山。
満員電車並にギュウギュウ。
観光案内所にて、遊び場情報を仕入れる。
なにやらなが〜いリュージュがあるらしい。
明日にでも行ってみよう。
そしてまた、ブラッセリーで一杯。


     エギーユ・デュ・ミディから見たモンブラン

8月14日(火) 晴れ

今日は昨日情報を入手した、「Parc de Loisirs des Planards 」へ行ってみる。
まずは無料の公園で、おすべり。
しばらくすべると、チビッコバイクを発見する萌衣。
乗りたそうに見ている。
「一回だけ」と約束して、夫と共に乗り込む。

そしていよいよ、本日のメインイベント、全長910mのリュージュへ。
しばらく様子をうかがう。
結構小さい子もパパやママと一緒に滑ってる。
萌衣もイケるかな?

リフトに乗って頂上まで行く。
が、かなり高いところで萌衣が暴れ出してヒヤヒヤ。
何とか私が抱っこして落ち着かせる。
初めてのリフト、ちょっと怖かったかな?

頂上につくと、自分でソリを持ってコースへ。
萌衣は夫に任せる。
いざ、スタート。
おっもしろ〜い!!
隣の上級者コースでは猛スピードで滑って行く。
私たちはマイペース。
萌衣も喜んでいる様子。
結構すべり応えがあった。

部屋に戻り、また昼寝。
昼寝とビールばっかり。
これぞ、ヴァカンス!

8月15日(水) 晴れ

夫が軽い気持ちで「イタリアに昼食を食べに行こう!」と言った。
この言葉がこんな悲劇(喜劇?!)を招くとは・・・。

夫が言うには3時間くらいでイタリアに着くらしい。
軽い気持ちで出かけた。
が、モンブラントンネルが封鎖中の上、他にも迂回路がありかなり山道をクネクネ。
なんか時間かかりそうだけど大丈夫かな?
ながーいトンネルの中で、イタリア国境を過ぎたときすでにお昼をまわっていた。
どうしようか?と思ったが、せかっくイタリアに来たんだし、という気持ちもありどんどん進む。
とりあえず、一番近そうでおいしそうなジェノヴァ(港町)を目指す。
イタリアの国道をどんどん進むが、走っても走っても畑で景色があまり変わらない。
本当に海は見えるのか?
途中入った、サービスエリアで、私が水などを見ている隙に、萌衣の手にプリングルスの缶が。
どうも、丸い筒状のものは大好きなポテトチップが入っていると知っているらしい。
仕方がないので、小さい缶を買う。
 
ようやくジェノヴァの町に入った頃には、すでに3時を回っていた。
お昼ごはんどころではない。(今から戻ったら一体何時?)
1泊することを提案すると、ケチな夫もさすがに受け入れてくれた。
と、いうことでさっそく宿探し。
何しろ、思いつきできたものだから、地図も何もない。
とりあえず駅に行けば観光案内所があるだろう、と駅に向かう。
思ったとおりだ。
そこで簡単な地図と、ホテル案内をもらいホテル探しへ。
しかし、そんなのを見て一軒一軒あたるのも面倒だったので、来る途中に
「い〜な〜、ああいうとこ泊まってみたい」と、私が言ったホテルへ、ダメ元で行ってみることに。
なんと泊まれるというではないか!ラッキー!!
しかも、ホテル案内に載っていた料金よりずいぶん安い。
それはいいけど、コンタクトのケース持って来てない。
どうしよう・・・。
まあ、なんとかなるか?!
部屋も決まり、とりあえず萌衣だけは着替えさせたくてお店を探す。
が、今日はイタリアもフランスと同じく祝日。
みんなお店が閉まっている。
すぐ近くに水族館があったので、そこならオミヤゲ屋さんがあるだろうと行ってみると、思ったとおり。
物色していると、お店のおばちゃんがすごい勢いで話し掛けてきた。
当然イタリア語。
何とか「何歳の子のを探してるの?」「男の子?女の子?」と、言っているということがわかり、
萌衣を見せる(ってのも変か)と、探してくれて「これくらいのはどうだい」と萌衣にあわせてくれた。
いい、というといくつかデザインを見せてくれたので、オレンジ色のものを選んだ。
こうして一方的に?商談は成立。
その間私、ほとんどしゃべってないって言うか、すべて日本語。

ハーバーに立つホテル 隣にはなぜか海賊船?が!

無事、萌衣の着替えも入手したので、ほっと一息。
アイスクリーム屋があったので、怪しい緑の飲み物(カキ氷が溶けたようなやつ)と、
フローズンヨーグルトを購入。
緑の液体、私は一口飲んでもういいいや、って感じ。
夫は結構気にいたようだ(ミント味)
暑いせいか、萌衣も欲しがるのであげてみるとこれがまた、とりこになったようにどんどん飲む。
おい、おい、そんなに飲んでいいんかい?
結局半分以上は萌衣が飲んだんじゃないかな?
そういえば普段から、私の歯磨きをなめたりしていたなぁ。
フローズンヨーグルとは文句なくおいしかった!

部屋に戻り、しばし休息。
萌衣のオムツを替えると、緑のウンチ!!
さっきの飲み物?と思ったが、早すぎる。
あ、昨日ピスタチオ食べすぎだ・・・。

夕食はホテルで。
私の頼んだシーフードパスタ、すばらしくうまかった!!
ホテルのレストランとバカにはできない。
麺もアルデンテだし、魚介類もおいしい!
レストランから見える温度計は「33℃」となっていた。(本当か?!)

夕食後、萌衣のオムツが心もとなかったので、ホテルに置いてあるか念のため聞いてみる。
が、やはりないとのこと。
しかし、24時間営業の薬局があり、そこなら必ずあると言うので、夫が買いに行く。
徒歩で15分くらいと言う話だったのに、1時間たっても2時間たっても帰ってこない。
萌衣はお風呂にもはいらず寝てしまった。
「もしかして、やられたか?」と、不安になるがようやく帰ってきた。
どうも、とても遠かったらしい。
私が「やられたかと思ったよ」と言うと、本当にやられそうになったらしい。
「中国人か?」と絡まれてきて、「日本人だ」と言うと、「ナカタ!」などと言い、
いきなり盛り上がり、酒を飲まされそうになったらしい。
やはり中田は人気なのか。

結局コンタクトは、灰皿がたくさんあったので、シャンプーで洗ったレンズを水を張った灰皿に一枚ずつ入れた。
結構何とかなるものだ。
ハードレンズでよかった。
シャワーを浴び、長い一日は終わった。

8月16日(木) 晴れ

夕べ、萌衣はお風呂にも入らず寝てしまったので朝起きてから入れる。
そして、昨日買ったTシャツをワンピース風に着せる。
朝食をとり、チェックアウト。
 
昨日から気になっていた(昨日は休み)生協へ行く。
旅行に行くと、つい現地のスーパーには行かずにいられない。
オリーブオイルの試飲?もやっていた。
物色していると、売り子さんが寄ってきた。
これとこれがお勧め、というのでお勧めのものを購入。
パンにつけて食べてみたが、今まで食べたことがないようなおいしさ!!
オリーブの実を食べてるかのような、とてもオリーブの味がする!!

他にもクノールのイカ墨パスタ(レトルト)や、ワイン、水、などなど購入。
旅行に来て、大きなカートで買う人もいないっての。
うっかり通ったおもちゃ売り場で、萌衣がデジモンのおもちゃを発見。
持ったきり離さない。
お買い上げ。


  ヒモを引っ張ると、ブルブルする。
生協と同じ建物に、マクドナルドが入っていた。
何気なく中をのぞいてみると、なんとメニューに「カラマリ」のフライがあった!
食べてみたい衝動に駆られたが、まだおなかいっぱい。
泣く泣くあきらめたが、このメニュー、全世界展開してくれないかなぁ。
つまみがないときに「ちょっとマック行ってくる」って買ってこれるのになぁ。
それから同じ建物で、私のサンダルを買った。
あまりの暑さにもう我慢ができなかったのだ。
急いで買った割には、結構気に入った。
駐車場に戻ると、ひとりの男の人が近づいてきた。
イタリア語でさっぱりわからなかったが、どうやらカートを片付けてあげるから、
カートを借りるときに使ったコインをくれ、というものらしい。
たいした額ではないので、カートを渡した。
ふと見ると、若い女の子もやっていた。
 

お昼もジェノヴァで食べていこうかとも思ったが、お昼にはまだ時間があるし道も混んでいるので、
とりあえず帰りながら考えることに。
途中、トリノで食べようと街に立ち寄るが、まるでやる気がない。
みんな店が閉まっている。
仕方がないので、途中のサービスエリアに寄るが、冴えない。
レストランは閉まっており、売店でサンドイッチなどを売っているが、あまりおいしそうではない。
とりあえず、フランスに戻ることに。
フランスに入って、サービスエリアに入るとなんだかホッとした。
サンドイッチ、水などを購入。
イタリアに行ってフランスの良さに気づく。
フランス人ってば働き者!!

夜、ようやくシャモニの街に戻ってくる。
いまさら夕食を作る気もしないので、近くのブラッセリーへ。
チーズフォンデュと、萌衣にパスタを頼む。
萌衣のパスタを少し食べてみたが、夕べあまりにもおいしいパスタを食べたのでガッカリ。
(学校の給食風)
まあ、それがなくてもフランスでパスタには期待してなかったけどね。

8月17日(金) 晴れ

今日はのんびり過ごす。
この間夫がみつけたと言う、公園へ行く。
すでにたくさんの子供たちが遊んでいる。
ヴァカンスで来ている人もいるが、どうやら住人も多い様子。
ウチの近所の公園は、午前中に行っても誰もいないのに、ところ変われば公園事情も変わるものだ。
萌衣は夫に任せて、私はベンチで休憩。
見ていると、意地悪な女の子がひとりいる。
萌衣が滑り台の階段を上っていくと、上から降りてきて萌衣を登らせないようにしている。
弱気な萌衣は、階段を下りていく。
見ていると、みんなに意地悪をしている。
どこにでもいるのね、そういう子は。
しばらく見ていたら、別の子が意地悪な子に「そんなことしちゃダメ」と注意している。
いい子もいるのね。
そのうち、子供の団体がやってきた。
centres de loisires かな?
その子達は嵐のようにやってきて、嵐のように去っていった。

親たちの様子も観察してみると、やっぱり子供をちゃんと見ている親は少ない。
萌衣くらいの子の親は一応ついて遊んでいるが、大きな子の親たちは新聞読んだり、電話したり、おしゃべりに夢中だったり。
さっき、よその子と木馬の取り合いをしていて、「あと10分は乗る」といって譲ってあげなかった
男の子の親はどの人かな?と見ていると、電話をしているお父さんだった。
その子がもう帰ろう、といっても電話をやめる気配なし。
どんな大事な電話か知らないけど、もう少し子供に目を向けてあげればいいのに、と思う。
さっきの意地悪な女の子の親は?と思っていたら、両親そろって来ていた。
それに赤ちゃん。
きっと、両親は赤ちゃんに夢中で、女の子の事にはあまり目が行ってないんだね。
だからよその子に意地悪をして、両親の気を引こうとしてたんだ。
子供の行動にはそれなりに意味があるから、もっとちゃんとみていなきゃいけないね。

お昼はマクドナルド。
萌衣にはハッピーミール。
初めてナゲットをあげてみた。
気に入った様子。
しかし、この時期のハッピーミールのおまけ、なんだか知らないけど、明らかに
「今はこれじゃないだろう?!」と思った。
待っている間に別の子がもっていたのは、なにやら得体の知れない人形だった。
で、萌衣がもらったのは「102」の犬の人形。
これって、ちょっと前にやってたと思ったけど・・・。
寄せ集め?!

お昼のあとは、また昼寝。
起きて、また少し公園に行き、買い物をしてブラッセリーでビール。

8月18日(土) 晴れ

昨日のうちに大家さんに9時頃出る、と連絡をしておいた。
しかし萌衣がまとわりついて、なかなか準備がはかどらない。
夫は少しずつ車に荷物を運んでいる。
他の人がやっているように、アパートの前に車を持ってきて一気に運べば楽なのに。
(本当は停めちゃいけない場所)
しかし、頭の固い夫は、そういうことをとても嫌う。
9時丁度に大家さんがやってきた(フランス人なのに!)
夫は今荷物を運んでいると言うと、しばらく待っていた。
夫があとどれくらいかかるか話し、また後で来てもらうことに。
私は相変わらず萌衣がベッタリなので身動きとれず。
なんだかんだ言って結局出発は10時近くになってしまった。

お昼近くなり、萌衣もぐずり始めたのでサービスエリアへ。
お昼を食べ、萌衣のオムツを替え、しばらく滑り台で遊ばせる。
暑いのによく遊ぶなぁ。
他の子達も親切で、萌衣がなかなか滑らなくてもちゃんと待っていてくれた。
しかし、いつまでたってもやめる気配なし。
最後には強制送還。
汗びっしょり。
ネスレの赤ちゃんサービスコーナーで、ジュース(無料)をもらいそれを飲ませてごまかす。
せっかくだからオムツももらおうと思ったら、オムツは品切れだった。
ヴァカンス中だもんね。

激しい渋滞もなく、5時頃家に到着。
家に着く5分くらい前に、萌衣は寝てしまった。
もっと早く寝てくれればよかったのに・・・。
一息つき、前任者が置いていったイタリアのガイドブックを見てみた。
なんと、ほとんどのレストランが8月中は休みらしい!
道理でやる気がなかったわけだ。
ああ、もっと早く見ていれば・・・。
しかし、今回のイタリア行きでフランスを見る目が少し変わったよ。
次回は8月以外にイタリア行って、おいしいものたくさん食べたいなぁ。
 

【ヴァカンスが終わって】

予想外の「イタリア1泊」などあった今回のヴァカンス、まずまずでした。
しかし私的には「もっと山のぼりてぇ〜!!」です。(あれほどしぶってたくせに)
まあ、当分無理でしょうね、萌衣が小さいウチは。
それから、今回滞在は街中のアパートでしたが、やっぱりヴァカンスでゆっくりするなら山の中のシャレーがいいなぁと思いました。
イタリアに行く途中、山のあいまで見たような。
あんなとこで一日中何も考えず、好きなときに起きて、ビール飲んで、好きなときに寝て・・・
考えただけでもすばらしいです。
教訓としては『ヴァカンスの計画は早めに!』
毎年こう言いながらも、土壇場にならないと決まらない我が家。
来年こそは!!です。

そうそう、今回初めて食器洗い機なるものを使いました。
こりゃまた便利!
食器洗いって時間も労力も結構使うんですよね。
この時間がなかったら、一家団欒もゆっくりできます。
もし、フランスに永住するのなら、即買ってもらうところです。

それからコンタクト。
若かりし頃は、うっかり飲みすぎて泊まっちゃったり、朝まで飲んじゃったってこともあった。
そういうときは、ずっとレンズ入れっぱなしだった。
しかし、タダでさえドライアイ。
しかもフランスに来てからいっそうひどくなった。
なので入れっぱなしというわけにもいかず、どうしようと思ったが、灰皿がたくさんあってよかった。
今回のことで、使い捨てレンズにもちょっと興味を持った。

今回のヴァカンス、朝は夫が萌衣と散歩がてらパンを買いに行ったり、公園に連れて行ってくれたり、
昼寝三昧だったし、私にとってはまさに「ヴァカンス」気分でした。
でも夫はどうだったのかなぁ?
来年はどこへ行こうかな?
 
 

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