ハワイ


注意:このネタはずいぶん昔に作られたものですが、サイト更新をサボっていたために、パクり元ネタを含めて陳腐なものになってしまいました。











パリには











ハワイという名前の











ベトナム料理レストランがある。











へえ〜、へえ〜、へえ〜、へえ〜、へえ〜

さあ一体これはどういうことなんでしょうか?確認のVTRをご覧ください。

パリ在住のフランスきっての日本びいき、JCさんに事情を伺った。
「"Oui, c'est vrai que dans le quartier chinois de Paris 13e, il y a un resto(通訳吹き替え)はい、確かにパリ13区の中華街には「ハワイ」という名前のベトナム料理の店があります。このことはフランスのレストラン格付けガイドブック、ゴーミヨー/Gault Millauにも書かれております。」

こちらがフランス全土の主要レストランを網羅し、その料理、サービス、店舗、接客対応などから格付けをおこなっているレストランガイドブック、ゴーミヨーである。これによると、
http://www.guides-gaultmillau.fr/
載っていない。

仕方ないので実際に行ってみた。





なぜハワイなのでしょう?
「私にはそこまではわかりません」

ハワイといえば何を想像しますか?
「なんと言っても特級の太陽と砂浜。」

南欧や北アフリカのリゾートとどう違うのでしょうか?
「ハワイは憧れのハワイですから。比較などできません。」

実際にハワイに行かれたことは?
「はい、でもレストランの方ではありませんよ。」

JCさんは日本文化にお詳しく特に相撲に通じてらっしゃるそうですが、ハワイは多くの力士を輩出し横綱もでていますね。
「ええ、日本はだいすきです。京都は美しいですね。」

その京都にパリはセーヌにかかる人道橋のレプリカを作るという計画に関与されていたとか
「あの時私はもうパリ市長じゃなかったですよ。」

補足トリビア
パリ13区は中華街で有名であるが、観光地化された日本にある横浜中華街とは異なり完全なる移民街である。そういう意味では世界の大都市にはかならずある標準的な中華街である。
ただしそこにすむのはいわゆる中国人ではなく、歴史的にフランスとゆかりのある南部、ベトナム、ラオスの出身が多いそうである。
この界隈には二大物流の拠点がありひとつはヨーロッパ全域のアジア物産流通を担うほどの規模である。もうひとつは小売でやはり規模を誇るチェーンであり、ここで小売の人気を二分にしている。それぞれには中越およびラオスとことなる起源をもつのである。
歴史的景観を重視するパリにしてはこの地区はきわめて近代的な高層建築からなる都市で、当初は各種行政関連の施設に使う予定だったものが計画の頓挫で急遽住宅街に変えられたのである。
この界隈にはこのほか多くの中華料理レストランを見つけることができるが、ほとんどがベトナム方面の料理でいずれも東南アジアの味と香りと刺激に満ちている。日本人が期待する横浜中華街のような洗練された中華料理はほとんど見当たらず、あっても日本に馴染み深い四川料理がない。
ハワイというのはフランス人が心からあこがれる夢のリゾート地、パラダイスであると考えられております。なにしろ地球の裏側ですから。

パリのハワイは、サイゴンの味わい

へえ〜


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