ラーメン2


先のラーメンではパリでは麺こそ入手可能であるが、スープに難ありという結論であった。実際、日系の日本食材の店にも、韓国系、中国系、東南アジア系にも見当たらなかった。いよいよ本当に自分で作らなくてはならなくなってしまったようである。

ramen2 材料は写真のように、鳥の骨(手羽元の部分)、ねぎ(ognion blanc)、にんにく、しょうがを自らことこと煮こむこと約1時間。たったそれだけのことである。この分量でラーメンにして約3人前が得られた。なお、煮干だの鰹だのと言った和風のだしはラーメンに合わないと考えている。そして目標は札幌ラーメンの味であり、札幌ラーメンは鶏スープである。

さて味のほうであるが、どんな写真でもどんな文章でも表すことができない。軽い気持ちで試したにしてはなかなかである。強いて難をあげるならば、だしが薄かったことくらいである。実際に用意したラーメンスープは、このだしにしょうゆ、ほんの少々の砂糖、味の素を加えたものである。
こうも上手く行くことが判ると次は九州風とんこつスープが恋しくなるのであるが、豚の骨はなかなか手に入らない。


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