Perrier

perrier 緑のボトルが鮮やかなPerrierは果たしてミネラルウオーターであろうか?まぎれもなくミネラルウオーターである。
しかし天然水としてはどこか人工的な感じがぬぐえないがその理由としてはやはり強すぎる炭酸である。これまでPerrierの炭酸は天然のものであり、Perrierの水がわいている泉からそのままボトルに詰めたものと信じていた。しかしPerrierの炭酸が後から加えられたものであることはしっかりボトルのラベルに記載されいる。加えられるガスも現地のものとある。
成分表からわかるとおりミネラル成分は少なく、味覚に大きく影響を及ぼすものはない。それよりも強力な炭酸によって水としての味覚はほとんどわからない。ところがこの水を開栓後、炭酸が自然に抜けるまで放って置きなおかつぬるくなったところを飲むとその味がわかる。よって料理に合わせて飲むには少々強すぎると感じる。むしろのどの渇きを癒す爽快感としての炭酸は有効であるし、カクテルなどいろいろ調合する際の水としても適しているのであろう。
この水、とても好きだった。旅行で海外に出て初めてリーズナブルな価格を発見して以来やみつきであったが、日本国内では水とは思えない値段がついていたのでガッカリであった。今はこれよりももっと味のする水で炭酸が穏やかなものを愛飲している。
日本人にはこのようなガス入りミネラルウオーターを愛好する方が少ないのは確かだが、嫌う人もたくさんいるようである。なにか民間療法的効能が話題になり流行してくれるとうれしい。売れればそれだけ価格も下がるであろうし、種類も豊富になる。効能といえば炭酸で胃酸が弱まることが期待できることぐらい?

写真:200ミリリッターガラスボトル

データ
水源地
Vergeze, Gard 30

価格
価格単価
750ミリリッターボトル3本
200ミリリッターボトル8本19.052.38
330ミリリッター缶6本

水質
陽イオン陰イオン
カルシウム147.3重炭酸イオン390
マグネシウム3.4塩化物イオン21.5
ナトリウム9硝酸イオン18.3
カリウム-硫酸イオン33
単位(mg/liter)

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