Rozana
ヴォルヴィックと同じふるさと、オーヴェルニュ地方のミネラルウオーターで炭酸入り。この見ず最大の売りはなんと言ってもそのマグネシウム含有量。一日1リッター飲むと必要摂取量の50%を摂ることができるほどである。
しかし、マグネシウム過剰の味はかなり強烈で健康を考えて飲むには辛い。炭酸が入っているので冷やしてさえいればContrexほどでもないがはやりえぐみが強い。温泉水のようなものである。しかしどうしてこんな水が採れるのか?オーヴェルニュ地方はフランスでも珍しい火山地帯で、同産のSaint MargueriteやHydroxidase、この地方より少し北のヴィシーにはCélestinやSaint Yorreなどいすれも強烈な温泉水が産出する。ある意味に日本でおなじみの風土なのである。ゆえにこんな水がでれば日本では早速温泉になってしまうが、フランスでは飲料にもなる。ちなみに火山の活動スポットから外れると温泉水はなくなるが、フランスのおもなミネラルウオーターのようなカルシウムの多い水ではなく、日本のような火山岩盤ゆえの軟水、高シリカ含有のおなじみの水になる。
写真:1.0リッターPETボトル
データ
水源地
Beauregard-Vendon, Puy de Dome 63
価格
| 価格 € | 単価 €/Liter |
1リッターPETボトル6本 | 0€00 | 0€00 |
水質
陽イオン | 陰イオン |
カルシウム | 301 | 重炭酸イオン | 1837 |
マグネシウム | 160 | 塩化物イオン | 230 |
ナトリウム | 493 | 硝酸イオン | 1 |
カリウム | 52 | 硫酸イオン | 649 |
蒸発残留物@180℃:3022
pH=6.3
単位(mg/liter)
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