St. Yorreの水源

st_yorre1 St. Yorreの水を産するSt. Yorreという町をたずねてみる。ここは水の産地であり温泉保養地で有名なVichyから車で10分ほどのところであるが、Vichyの華やかさぶりとは対照的に何もない。水源を求めてうろうろすると水を瓶詰めしてる工場を発見。かなり大きい工場であるが、ここでは水を瓶詰めするだけで、水も単一銘柄である。

st_yorre2 水源は工場の施設内にある。工場正門から左に少し行ったところ、従業員駐車場のまえに写真のような蛇口がある。ここからSt. Yorreの原水を汲むことが可能である。蛇口の上の窓から中をのぞくと、水がこんこんと湧き出す源泉が見える。工場の中には、見学コースがあり誰でも見学することができる。ガイドつきの見学は1日2回、14:00からと15:30からである。
さて源泉からの水はちょっと冷たく炭酸が含まれている。味はというと・・・いつも飲むボトル入りの水の面影はあるが根本的に味が違う。源泉からの水にはかなりの鉄が含まれておりこの鉄臭さが強すぎののである。製品は除鉄のためにろ過が行われている。源泉からの水を瓶詰めして1日も経つと酸化鉄の沈殿が出てきてうす黄色い懸濁する。

st_yorre3 工場からの一本道の最初の交差点、そこに水源があり自由に水くみできる。ここの水はSt. Yorreのように炭酸が含まれていないのだが鉄臭くイオウ臭い。

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