Wattwiller
フランス東部、アルザス地方/Alsaceのヴォージュ山地/Vosgesの水である。カルシウムが豊富でいかにも硬水という味がする。味としては判らないが最大の特徴というか売り文句としてラベルにかかれているのが、類稀なる純度の高さである。ここで言う純度とは水としての純度ではなく汚染の少なさのことであり、実際に硝酸、亜硝酸、アンモニアなどの窒素成分がゼロである。そして微量金属成分が豊富であること(表現に矛盾があるが)、ということでラベルの成分表にはかかれていないがフッ素、鉄、リチウム、マンガン、亜鉛・・・などを含む。
ご当地アルザスでは定番なのかもしれないが、パリ近郊ではあまり見ない。一度全国メジャー化を狙ってか大手スーパーマーケットチェーンで大々的に売り出されたが、いつの間にやら消えてしまった。
写真:1.5リッターPETボトル
データ
水源地
Wattwiller, Haut Rhin, 68
価格
単位(€)
水質
陽イオン | 陰イオン |
カルシウム | 288 | 重炭酸イオン | 142 |
マグネシウム | 20.1 | 塩化物イオン | 3.9 |
ナトリウム | 3.0 | 硝酸イオン | 0 |
カリウム | 1.4 | 硫酸イオン | 678 |
蒸発残留物@180℃:1092
単位(mg/liter)
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