ヨーロッパまで来た爆弾男


bomberman

写真はフランスにあるレンタルビデオ屋の店構えのもので、廃業後の抜け殻とはいえおそらく付近の住人には町の景観の一部になってしまっているのだろうが、おっとには感慨深いものがある。

ロボットのようなキャラクターがビデオカセットを運んでいる絵が前世紀を感じさせるが、わかる人はこれがパクリであることがすぐに気づかれることであろう。どれくらい感慨深いか?当時パソコン用データはカセットテープに可聴周波数帯の音声信号で記録され、ひとつ2800円ほどの値段がついていた。このロボット、名を爆弾男といいミツバチ印の家紋を持つ家の出の札幌生まれである。家の名は有名な蒸気機関車の車軸配置に由来すると言われている。

願わくば今一度、埼玉県が誇る東洋一の巨大遊園地で伝説の秘法「三月磨臼」を探したり、幽閉されたサラダ王国の姫の救出の旅に出かけたいものである、とまで思いははせる。

彼のふるさとでは昔「ドナルドダック」という聞いただけで問題アリそうな名前のレストランあったというのに(後に驚愕のロバと改められ、驚いたことに全国展開までしている)、パクるならもっとネタもあっただろうになぜよりによって爆弾男なのか。しかもこれは単独犯ではなく、チェーン(あるいはフランチャイズ)店なので全国に点在している。あまりにも不思議なのでおもわずPillarをPolishしてしまいたい衝動に駆られる。



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