加湿器


ヨーロッパでも内陸のほうは結構乾燥が厳しく、モンスーンに慣れ親しんだ日本人には辛いこともある。冬の暖房は室内乾燥を助長していっそう厳しくなる。そう、暖房で一般的なのがガス、電気などの温水ラジエターだったり電気暖房なのでである。
そんなときには加湿器がほしくなる。しかし電気店を見てもどうも21世紀を感じさせる製品は少ない。ボイラー式あり超音波式あり、加湿器は他の家電と違って目的も構造も単純なので仕方ないのかもしれないが。
経済的には超音波式が省電力でお徳なのだが、日本ではタンク周りの最近汚染が気になりすっかり廃れてしまっているようで。ヨーロッパでは菌問題よりもまず水道水中のミネラルによる問題に直面するので、これをうまく対処できていれば菌汚染はそう起こらないものである。お手入れには専用タンクを持つ凝った仕掛けよりも写真のようなペットボトルタンク式のほうが楽で洗浄も容易である。


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