天気予報

フランスの天気予報はあまり当たらない。明らかに晴れや雨というのはともかく、天気の変わり目はかなり成績が悪い。特に天気が崩れるといったときに予報ほど悪くならないというパターンが多いように思われる。その逆よりはましであるが。もしかすると、天気予報などというものにそれほど力を入れていないのかもしれないし、日本と比べて予報が難しいのかもしれない。特に、大西洋から来る雲がとても速く、全般的に天気の移り変わりが速いようである。

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写真は国営放送France2/3の天気予報のもので全国放送版である。こんな感じであまりきめこまかくないのである。地方ニュース放送時間帯には県単位の予報も出るが、それも所詮県単位である。経時予報も午前と午後のみであり、日本のような時間ごとの変化予想など無い。降水確率もない。天気と最低／最高気温のみである。
この日は全般的に良い天気、西のほうで一部曇りという予報で、全土で太陽のマークが幅をきかせている。ある日、フランス全土で快晴という予報のときには、フランスのど真ん中にひときわ大きな太陽マークがひとつという実にシンプルな予報であった。逆に何がなんだかわからないのが、１箇所に太陽、雲、雨、雷などすべてのマークが勢ぞろいするときである。これでは一体なにを予報しているのかわからない。

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