東京ワインパーティー


東京ワインパーティー。なんとも和気あいあいとした名前であるが、実は怒りに満ちた日本国民の抗議行動を後の歴史家が名づけた事件なのである。平和憲法を掲げ唯一の被爆体験国である日本は世界中のあらゆる核兵器保有、核技術の軍事転用、核実験に反対してきた。1996年に行われたフランスによるムルロワ環礁での臨界地下核実験は日本国民を震撼させた。政府としては通り一遍の遺憾の意を大使館経由で伝えたのみで国民の反発は強かった。そこで国民が取った行動は日本中のフランス産ワインを東京湾に流すと言う抗議行動で、これにより東京湾は2週間赤く染まった。
名前は背景こそ異なるが、税制をめぐって本国イギリスへの抗議行動として茶葉を湾内に捨てて海が赤く染まったボストンティーパーティーに由来する。

これはもちろんフクションであるが、このような抗議行動あるいはあからさまな他国の非難がさらりとできるようになったら日本も外交でなめられることは無くなるだろう。なお、ネタはオリジナルだがおそらく多くの人が同じことを思いついたであろう。


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