夫レシピ
Recette de bon homme

いかなる料理書も参考にしないオリジナルにしてウチの「夫料理」の定番を紹介。悪い冗談だと思ってご覧ください。

照りチキン

材料
手羽元6本、しょうゆ100ml、日本酒100ml、みりん少々、砂糖少々、肉縛り糸

調理方法
手羽元の骨をはずし、肉を上手くロールして糸で縛る。
なべにしょうゆ、日本酒、みりん、砂糖を入れ、火にかけ、肉を並べる。
ふたをして中火でもういいかげんいいだろうというまで煮る。およそ1−2時間。
ふたを取り、上澄みの油は取り除き、少し煮詰めて照りが出たら完成。

ポイント
暖かいうちに肉を取り出し、糸を切り、1cm幅で輪切りにして盛り付ける。煮詰めた汁を軽くかけて完成。添えものは紅しょうが。
肉を巻く時、内側にこしょうをわずかにかけると風味が変わってよい。


辣醤麺(ラージャンメン)

材料
にんにく、しょうが、豆板醤、唐辛子、豚ひき肉、鶏スープ、白味噌、ねぎ、中華麺、でんぷん、油、ごま油、中華麺

調理方法
油を引いたフライパンににんにく、しょうがのみじん切り、豆板醤、辛さお好みで刻んだ唐辛子を入れて香りが出るまでいためる。
ひき肉を加え火が通るまでいためる。
鶏スープを加え、味噌をその中に溶く。味の濃さは味噌の量、その他塩、うまみ調味料で調整する。
ここで麺をゆで始める。
水溶きでんぷんを加えてとろみを付け、最後に刻みねぎと香り付けのごま油を垂らす。
ゆで上がった麺の水分を手早く十分切り、さらに盛り付けとろみだれを上からかけて完成。

ポイント
麻婆豆腐からオイスターソースの強いコクを取り除いたようなものです。
少々辛口が正統派でおいしいです。辛みが少ないと本当に美味い味を作るのが難しいです。
鶏スープはなくとも水あるいは水+中華あじのような調味料でもOKです。
中華麺は太めで伸びが速くないものが良いです。ゆで上がり後は水きりのみで決して水洗いしません。
このラーメンは函館にあるラーメン屋、「尤敏」(ユーミンと読む)にある辣醤麺の真似です。店では注文時に辛さを唐辛子の本数換算で調節してくれます。地元学生が辛さ自慢で数を競ったりします。店で出される大根のキムチのあっさりした辛さはこの麺にとても良く合うのです。


夏野菜パスタ

材料
にんにく、唐辛子、アスパラガス(緑)、トマト、ナス、ピーマン、獅子唐、オリーブオイル、バジル、塩、スパゲッティ

調理方法
スパゲッティをゆで始める。
ゆで手いる間に、たっぷりのオリーブオイルの熱せられたフライパンにスライスにんにく、刻み唐辛子、適当な大きさに切った材料の野菜類をいれて手早くいため、塩で味付けを行う。
ゆで上がり、湯を切ったスパゲッティをフライパンに入れて野菜類、オイルで手早く絡める。
最後に刻んだバジルを散らして、速やかに盛り付けを行う。

ポイント
ナスは油をどんどん吸い取るので油を惜しまないように。
野菜類は火が通りすぎてクタクタになっているよりも歯ごたえが残っている方がみずみずしい夏らしさがでます。
フランスで材料が手に入らない場合は変則版としてピーマンの代わりにPoivron、獅子唐のかわりにPiment vertを使いますがちょっと雰囲気がかわります。Piment vertを獅子唐感覚で使用すると食べられないほど辛くなるので注意。


辛ドレッシング

材料
にんにく、しょうが、たまねぎ、しょうゆ、米酢、みりん、白ごま、唐辛子、ごま油、油

調理方法
にんにく、しょうが、たまねぎをすりおろし、しょうゆ1:米酢2:油1と混ぜる。
白ごまと刻んだ唐辛子を加え、最後に香り付けのごま油を少々加える。
このまま一晩ねかせてから使用する。

ポイント
にんにく、しょうがは入れすぎると味がきつくなるのでお好みで調整。
すりおろしりんごを入れるとよりマイルドになる。


チキン鶏

材料
鶏もも肉骨付き2本、トマト水煮缶、にんにく、唐辛子、オレガノ、バジル、ローリエ、塩、こしょう、オリーブオイル

調理方法
なべにオリーブオイルを熱して、スライスしたにんにく、刻んだ唐辛子を香りが良くなるまでいためます。
引き続き表面を塩こしょうした鶏もも肉を表面に軽く焦げ目がつくくらい焼きます。
ハーブとともにトマト缶をなべにあけて、弱火で肉に火が通るまで煮ます。塩加減は煮るときに行います。

ポイント
にんにく、唐辛子がこげると風味台無しなので注意。
煮込みのときにクルジェットやナスなどをいれるとラタトゥイユ風。
トマトソースの部分はこれだけで充分パスタのソースとなれる。パンにつけてもおいしい。
鶏肉はかならずPoulet。Dindeは不可。


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