シャモニ・モンブラン、バルム峠攻略編/Col de Balme


シャモニ・モンブランの町のある谷をずっと登っていき一番上にあるのがバルム峠である。シャモニからはこの界隈を巡回しているバスで30分ほどのところにあるトゥール/Le Tourという町からが登山ポイントである。が、ここからポープウエイを使って上ることも出来る。ロープウエイ乗り場のすぐ横にはアルジャンティエール/Argentière氷河が美しい。

cdb ふもとのトゥールの町からロープウエイで中間駅のシャラミヨン/Charamillon駅まで上り、そこから約一時間の登山を試みる。周りはこのようなのどかな眺めである。木はなく牧草地になっており、時折牛が放牧されているのに遭遇する。

cdb2 バルム峠はあの小屋のあるあたりである。峠の分水嶺を超えると向こうはスイスであり、そこへはパスポートがなければ入れない別世界である。それにしてもハイキングでパスポートが必要とは前代未聞だ。

cdb3 ふと下の方を振り返ると、何やら放牧の施設のようなものが・・・

cdb4 牛の鐘の音が聞こえたらそう遠くない。まもなく牛糞のにおいが漂ってくるはずである。

cdb5 シャモニの町からとはまた違ったモンブランの眺め。絶好の登山日和に手弁当で山の昼寝。これ以上何もいらない。

これまでいくつか続いたシャモニねたもこれにてひとまずおしまい。延べ2週間の滞在で実際に山に登ったのはこの程度である。幸運にも好天に恵まれ、写真にあるように晴ればかりであった。運が悪いと2週間雨ばかりというのもザラらしい。

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