クレモンフェラン/Clermont-Ferrand




cathedrale1 クレモンフェランという地名は外国からのフランスの観光ツアーからはちょっと趣を異にした場所である。クレモンフェランといえばミシュラン、ミシュランといえばクレモンフェラン。フランスの真中にある地方都市はミシュラン/Michelinのお膝元である。街のかなりの部分をミシュランの工場が占める。一方でLe Massif Centralと呼ばれるフランスの中央の山地はこのあたりを示し、Puy de Domeに代表されるかつての火山跡の山々はこの付近である。あのミネラルウオーターVolvicのラベルに描かれた山々である。そんな町にふらっと立ち寄ってみた。
街の中心の高台をカテドラルが陣取っている。他の大きなカテドラル、たとえばストラスブールのものと比較するとずいぶんこじんまりとした感じはするが、黒っぽい石で出来た外観は重壮感でいっぱいである。

cathedrale2 内部はこの通り。高い天井と美しいステンドグラスを眺めていると時間を忘れてしまう。

fontaine ミネラルウオーターの水源が豊富なこの地方ならではの泉があちこちにある。道の真中にこのような噴水があったりする。このような水のうちいくつかは飲用に出来るようであり、コップ印の表示があったりする。飲めそうもないところにはコップに斜線の印がある。

dome カテドラル付近の町並みはこんな感じ。パリとはまた違った雰囲気の街である。カテドラル横の広場にはカフェが数軒、要チェックの観光案内所、そしてミシュラングッヅの店がある。カテドラル正面を背にすると町並みの先にVolvicのボトルのあの山、Puy de Domeが見える。この写真でははっきりしないが・・・

puydedome 街はずれから夕日にシルエットを浮かび上がらせるこの山こそPuy de Domeである。Volvicのラベル中央に描かれた、頂上にとんがりのある山である。

道路情報
ParisからはA6-E15、A10-E05でOrleansへ。そこからはA71-E11で。道路の起伏が多くなり山が見えてきたらもう少し。


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