ディズニーランド/Disneyland Paris



説明不要である。
特筆すべき点のみを紹介する。妻は世界を制覇したというが、夫は東京のものもよく知らない。

駐車場
駐車場入り口ゲートからすでにフランス語である。
世界を代表するテーマパークがヨーロッパ唯一、パリ郊外にある。ヨーロッパ中から人が集まる。したがって駐車場にとまる車のナンバープレートは実に国際色豊かである。駐車場から入り口に向かう動く歩道内では音楽とともにいくつかのアナウンスが流れるが、ヨーロッパ4カ国語で行われる。
駐車場はとんでもなく広大だが、これが車で満たされることはない。駐車料金は乗用車で40Fである。

入場ゲート
駐車場から、RER/TGVの駅、Disney Village、小さな庭園をへて入場ゲートにいたるが、この距離が半端でない。
途中、動物預かり所があるが、ペットの犬を連れてのバカンス客向けと思われる。さすがヨーロッパ。
チケット購入は大混雑。料金は季節によって異なる。夏(夏時間期)は210F、冬は160F。冬、安くなるのはうれしいが、真冬は本当に寒い。1月下旬にいったときには気温はマイナス8℃。噴水も池も凍っている。

中の構成は東京と同じである。一部無いアトラクションもある。個々の構成もそれほど変わらないが、各アトラクションの名前がフランス語になっていたり、スポンサー企業がフランス、ヨーロッパ系なので面白い。
それでは各エリアごとに紹介。


Discovery land
Mont de l'Espace, de la terre a la lune.
スペースマウンテンのことである。タイトルのとおり月に行くという事らしい。
このスペースマウンテン、大変よく出来ておりお気に入りである。はじめ高いところにのろのろ引き上げられ、その後重力に任せて転がり落ちてくるような従来のジェットコースターとは根本的に異なる。スタート直後ロケット打ち上げのように猛スピードで山のてっぺんまで押し上げられ、息つくまもなく転がり落ちる。狭い建物の中をまわるので右カーブばかりになるが途中、一回転やひねり宙返りもあるうえ、ただ転がり落ちるだけでなく何度か加速する。

Le visionaire
ジュール ベルヌがパリ万博会場からタイムトラベルする映画。フランスネタである。
音声はヘッドホンで4カ国から選択できる。


Fantasy land
Casy Jr. Le petit train du cirque
小さな機関車が野山を走るというそれほど特徴的なものではないがディズニーランド片隅にあるため外部から進入した野ウサギをたくさん見る事が出来る。

It's a small world
アトラクションと出入り口の通路にあるテレビ電話をイメージした映像が面白い。みんなじっくり見るため本来のアトラクション順番待ちの列の進みが極端に遅くなる。フランステレコム提供。


Adventure land
Indiana Jones et le temple du Peril
なぜかインディアナジョーンズのアトラクションである。 映画2作目のトロッコシーンをモデルにしたものであると思う。
より楽しむポイントとしては、順番待ちの際、決してアトラクションがどんな構造になっているか見ない事である。


Frontier land
Big thunder mountain
アトラクション本体の岩山は蒸気船の走る池の真ん中にあり、アトラクション入り口はその対岸にあるので注意。


その他
スプラッシュマウンテンは無い。たぶん水が凍るからだろう。
レストランの質はそれほどよいとはいえない。ファーストフードレベルである。それでもシュークルートのような伝統的なフランス郷土料理などもあったりする。
駐車場そばにピクニックが出来る場所があるので弁当持参でお昼ご飯も可能。


道路情報
Paris, Porte de BercyよりAutoroute A4をNancy Metz方面へ。ディズニーランドの看板が頻繁にあるので出口も間違う事はない。ただし、ディズニーランドの出口を逃すと直後に道路の料金所があり、以降有料高速道路となるので逃さぬように。

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