サグラダファミリア/Temple de la Sagrada Familia
その１

men2 スペインのバルセロナにあるサグラダファミリア。あのガウディのデザインでバルセロナではもっとも有名な観光名所のひとつである。ということで詳しい説明などは不要である。ガイドブックなどをごらんいただくとしてここはじっくりその不思議な建築の観賞といこう。唯一のただし書きとしては、このカテドラル、いまだに建設作業中であり未完成であることである。

sento1 カテドラルを囲むようにたくさんある尖塔のうちの４本。これらが今のところ一番高いものである。デザインもすっきりしてきれいである。缶詰になった丸ごと食べられる若いとうもろこしの水煮のような形である。

sento2 こちらの尖塔は、先端部分こそ先のものとほぼ同じデザインではあるが、全体はなんともおどろおどろしい形をしている。

sento3 小さな尖塔がたくさん並んだ部分もある。

yoko ヨーロッパの昔のカテドラルなどに見慣れているとこのサグラダファミリアはとても異質に感じるのである。正面には一対の尖塔があり、左右対称、正面と左右にステンドグラス、というようなカテドラルの定石にとらわれていたり、いわゆる昔の様式、ゴティックとかロマネスクとかにこだわっていては観賞できない。さもないと実験的前衛デザインのごっちゃ混ぜと思いつくままのつぎはぎと感じてしまう。

naka もちろん中にはコンサバティヴなデザインもある。
さて、ぱっと見た第一印象ではそれほど大きくないと感じる。というのはこのあたりの町並みが整然とした碁盤状に整備され道路も広く余裕があり、カテドラル全体を十分見ることのできる開けた空間が備わっているからである。実際にはとても大きく、パリのノートルダムよりもシャルトルのよりも大きい。

men1 道路情報
道路案内するど難しい場所ではありません。駐車場に苦労しますが。
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