ストラスブール/Strasbourg



フランスの東、ドイツ国境の町ストラスブールはフランスにしてフランスらしからぬ街である。街の東にはライン川を隔ててドイツがある。ストラスブール/Strasbourgはフランス側からみた名前でドイツ名ではシュトラスブルグ/Strassburgとなる。どことなくドイツの香りがしてなおかつフランスである。

petitefrance 街の目玉となる地区でもっともフランスらしいところがPetite Franceと呼ばれるところである。知らない人はほぼ間違いなくプチフランスと呼んでしまうが正しくはプチットフランスである。ここは川の中州で孤立された区画でその名のとおり小さなフランスである。川縁のきれいな建物を眺めながら散歩、食事もよい。この地区にはストラスブールでは貴重な日本食レストランがある。

cathedrale ストラスブールといえばやはりノートルダム大聖堂である。ノートルダムといえばパリであるがここのものはパリのとは趣が異なり、正面の尖塔が片方しかなかったり、建物の石の質が異なるせいか黒っぽい茶色をしている。大きさもかなり大きいがパリのよりも重壮に感じる。

strasbourg ストラスブールの街自体はそれほど大きくないが街中を車で移動するには不都合を感じる。道はパリ並みにごちゃごちゃしているがマナーの悪いドライバーの数ではパリにはかなわない。問題はあちこち車が進入できないようになっていることである。かわりに市民の足である路面電車が走っている。都市の道路事情や交通システムの議論となると真っ先に先進的な道路交通システムを成功させた街として例に挙げられるのがここである。

道路情報
Paris, Porte de BercyよりAutoroute A4をひたすら東へ。終点がストラスブールである。

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