1999年11月26日(金)
 
 
もっと前から目は覚めていたけど、6時頃起き出して顔を洗う。
気配を察知したのか、7時過ぎといったのに、早くも子が連れてこられる。
おとなしく眠っているのでよかった。
ところがそろそろ朝食、という頃になってぐずり始めた。乳をやったり、沐浴だ、なんだとバタバタしているうちに、まだ手もつけていない朝食を片づけられてしまった・・・。
入院中、唯一の楽しみの食事が。ボーゼンのみかん。と、そこへ夫到着。
入院してから食べ物への執着心が強くなったみかんは、怒りを抑えつつ、夫へ今朝のことを報告。すると夫、みかんの怒りを知ってか知らずかニヤニヤしている。
おもむろにおにぎりを取り出す。どうやら自分の朝食と、昼食の為に朝から米を炊きおにぎりを作ったらしい。ひとつわけてもらう。久しぶりに食べるお米は、たとえ純日本米じゃなくてもおいしい。

お昼近く、Dr.Douiebが診察にやってくる。みかんのおなかを押しながら、
「すごい腹筋ですね。」と、ひとこと。しかもそれをフランス人の看護婦にまでわざわざフランス語でいってる、恥かしい。
特にスポーツもやってないし、鍛えたつもりもないんだけど、知らず知らずのうちに鍛えられてたのか?それにしても今までパンパンに張って平らだったおへそが、出産後異常にへっこんでてなんか変。「他に何かありますか?」ときかれ、つい今朝の朝食事件のことを報告。
そうしたら「うそみたいな話ですね。」だって。でも、ホントの話。

昼過ぎ、夫はまたしてもお子様グッズの買い出しと、大使館へ出生届を出しに出かける。
子は今のところ、おしりがキレイでおなかがいっぱいならおとなしく寝ているので、
みかんもウトウト・・・。
夕方、おなかが空いたのかぐずり始める。乳をくわえさせてもまだでないらしく不満気。
両方くわえさせて何とかごまかし、やっと寝たと思ったらおむつ交換と言って連れて行かれる。ミルクをもらってあげるとすごい勢いで飲む。満足したらしく、ようやく寝る。
そこへ夫が戻ってくる。いつも大変なときにいなくて、落ち着いたときに現れるんだから・・・。
みかんの夕食が済み、夫も久しぶりに少し早く帰宅。

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