7月28日(金) くもり/雨
今日からヴァカンス!スイスへ向け出発。
萌衣もいるので、無理は禁物。スイスに近いBesanconという町に1泊することにする。
途中、雨が激しく降り心配したが無事Dijonに到着。町を散策しようと思ったとたん、また雨が。
とりあえず萌衣のオムツだけ交換し、次の目的地Bourgogneのワイン街道へ。
と、あるワイン直売所へ入り何種類か試飲し、いつも私たちが飲んでいるものから見たらかなり高価なワインを6本、
もっと高価なワインを1本購入。
「夫」の第一目的は達成されたので、今日の宿泊地Besanconを目指す。
ホテルはおなじみNOVOTEL。
しかし、うっかりした!ホテル1泊分の着替えだけ別にしておかなかったので、結局大荷物全部、部屋へ運ぶ羽目に。
帰りはちゃんと別にしておこう。
明日はいよいよ国境越え。早く眠ろう。
7月29日(土) 雨
雨だ・・・。カンカン照りより助かるけど、気持ち的に・・ねぇ。
萌衣にご飯を食べさせ、いざ出発。
高速だと遠回りだと言うので、山道を行く。フランス国内は、今まで見慣れた風景。
やっぱり迷った。だから高速使えばいいのに・・・。
何とかスイスとの国境へ。パスポートの提示(スタンプはなし)と、何やら税金を払いようやくスイス突入。
いきなり建物が「スイス風」になった。いわゆる「シャレー」と言うやつだろうか。
これでお天気がよかったらもっと素敵なんだろうけど・・・。
ようやく街に入ったので、お昼を食べよう、と思ったらスイスフランを持っていなかった!
銀行を探しお金をおろす。結局マックの昼食。
腹ごしらえもすんだので、別荘へ向け出発。近くまで来たところで食料の買い出し。
明日は休み、今日も4時までということで店内は大変な混雑。最低限のものだけ購入し、いざ別荘へ。
これがまた迷った。ちょっとわかりにくいとこにあって、何度も行ったり来り。
結局、何度もいったり来たりしていた道をちょっと横へ入ったところだった。
1階にいる管理人さんにカギをもらい室内へ入り、ひととおり説明を聞く。
その後2階へ荷物を運ぶ。これまた大変。「夫」は何往復したことか。
落ち着く間もなく萌衣のご飯とお風呂。
ようやく自分たちの食事。さっき買い出しで見つけたクノールのいんちきカルボナーラ。
7月30日(日) 晴れ
昨日の管理人さんの話では、今日もお天気はあまりよくないと言う話しだったのでのんびりしようと朝寝坊。
朝起きたら、いい天気じゃん!
まあ、あせることないか。ヴァカンスだもんね。
のんびりとブランチをとったあと、街までブラブラ。
観光案内所は2時までお昼休み。私たちも近くのカフェでビールを飲んでのんびり。
観光案内所が開いた様子なので、行ってみる。「夫」が地図を購入。
帰り道、パン屋をみつけたので明日のお昼のお弁当用にパンを購入。
プラプラと帰る。
7月31日(月) 晴れ 24992歩
今日はとてもいい天気!
ロープウェイでFirstまで登り、そこから約1時間のBachalpseeを目指す。 「夫」の背中に埋まっている萌衣は、なんだかおとなしい。 うまれて初めてのお山に緊張か?! このルートは楽勝。なんだか私たちには物足りなかった。 湖畔でお昼を食べた後、もう少し上を目指して登り始める。 初めのうちはよかったが、かなり手ごわくなってきた。 萌衣のこともあるので、2時までで登れるとこまで登ることにする。 結局、Faulhornまでは登れず。うーん、悔しい。 帰り、くだってくるときにマーモットがみられたからよしとするか。 |
8月1日(火) 晴れ 28105歩
昨日に引き続きいい天気!
今日は、登山電車でAlpiglenまで登り、Kleine Scheideggを目指す。
このコースはくだってくる人はいるけれど、登る人はあまりいない様子。
なかなかハードなコース。途中の案内板を見ていたら外国人が話しかけてきた。
「夫」が萌衣をしょって登っているのをみて、パワフルだとか、日本人か?私はフランス人だとか。
妻は先にどんどん登っちゃったよ、とかとにかく話し好きな人。さすがフランス人。
しゃべってばっかりいるから奥さんにおいてかれるんだよ、と内心思ったけど言わなかった。
で、私たちより少し先に出発して私たちはその人の少しあとから登っていく形になったんだけど、
見てるとその人、すれ違う人みんなに話しかけて立ち話してるよ。それじゃ、奥さん先に行っちゃうよ。
とうとう私はその人を追い抜いた。立ち話が終わって、今度は私に話しかけてくる。
東京に住んでるのか?と聞いてくるから(ここからフランス語)「フランスに住んでいる」と答えると、
驚いたように「おお、フランス!、フランスのどこ?」と聞いてきたので、「パリの近く」と答える。
少し話をしながら登る。「夫」がずいぶん遅れを取ってきたので、少し待つ。
そこでフランス人と別れる。ホント、話好き。
今日のコースはかなりキツイ所があった。「夫」は相当きつかったろう。
Kleine Scheideggへ到着。するとどうでしょう、今までほとんど人と会わなかったのに、なんという人の多さ!!
おまけにカフェでビール飲んだくれてる人はいるは、出店?はあるは、大変な騒ぎ。
みんな電車で楽して登ってきたのね・・・。
とりあえず、お昼を食べようと芝生に座る。おっと、その前に萌衣のミルクだ。
ミルクをあげていると、私たちの前に老夫婦2組が山に向かって(私たちに背を向けて)座る。
見ていると、なんと「シャケ弁当」を取り出すじゃないの!
確かに、売ってたけどさスイスのお山に来てシャケ弁当はないんじゃないの?!
と、思っているうちに萌衣がミルクを飲み干す。飲み終わるといつも必ず一回泣くの、物足りないらしく。
そしたら、前のババ・・いやご老人が迷惑そうに(後ろも見ず)「日本人?!」などと話している。
あんな小さい子こんなとこまで連れてきて、とでも思っているのか。
ちょっとムッとしたので、
「あんたたちなんて、わざわざ12時間も飛行機乗ってきたのに、電車に乗ってここまで登って買ったシャケ弁食べてまた電車で下降りて何が楽しいの?!私たちはフランスに住んでて、車で途中休みながら無理のないようにしてきてきてるのよ。別に無理やり飛行機に12時間乗せて来たわけじゃありません。なんか迷惑(一瞬泣いてうるさかったかもしれないけど)かけた?!」と、
ケンカ売ろう(買おう?!)と思ったけど、やめた。
見てると、結構ツアーで電車で登ってきて「ハイ、何時にここ集合」って人が多かった。
楽しいのかな?そういう旅行。
私は(多分)協調性がないし、そういう団体行動とか嫌いだし、
時間やルールを守らない人たちのためにイライラするのが嫌なのでツアーは嫌い。
あんまり書くと「何、この生意気な女」って思われちゃうので(もう思われてる?!)やめた。
ちょっと話がそれたけど、昼食も終わり、萌衣の様子を見ながらまたもう少し上を目指して登る。
登ってまもなく萌衣の機嫌が悪くなったので、ひき返すことにする。
そのまま、朝登ってきた道を下っていく。もう少しで駅、というところで電車に抜かれた。
あ〜あ。次の電車まで、30分も待たなくちゃ。待っていると、たくさん人がやってきた。
やはり下ってくる人は多いみたい。あ、登りで会ったフランス人だ。
遅れてきた電車はギュウギュウに混んでいた。
私が萌衣を抱いて立っていたら、座っていた女の人が席を譲ってくれた。ありがたや。
しかし萌衣はじっとしていない。立ってる外人の指を握ろうとしたり、忙しい。
頼むからじっとしててくれないかなぁ。
ようやく駅に到着。帰り道、買い物しながら買える。
朝は何事もなかったのに、夕方になったら町が急に浮かれている。今日は建国記念日だ。
別荘に戻ってシャワーを浴び、萌衣にご飯をあげてから食事に出かける。
何やらパレードがあった。
夜は山のあちこちから花火が。しかし、どこもいまいち角度が悪くてよく見えない。
空を見上げるとたくさんの星が。いつのまにか花火そっちのけで星を見ていた。
窓を開けたままだったので、蚊が入ってきたらしい。夜中「プ〜ン」という音がうるさい。
8月2日(水) くもり/雨
今日はさえない天気。
少し山をおりて湖でも行こうと思ったのだけど、やはり雨が降ってきた。
結局買い物だけして買える。
山のスーパーと違い品数豊富。二人で興奮してしまった。
つい、あれもこれもと買ってしまう。
今日の萌衣は、なんだか機嫌が悪い。
ジュースをいつもよりたくさんあげても駄目。
私がお風呂に入る間、「夫」が抱いていたのだけれど、大泣き。
お風呂から出て私が抱いたらピタッとやんだ。
いつもは眠るまで抱っこしているのだけど、なんだか眠そうにしていたのでベッドに寝かせ歌ってやったらそのまま寝てくれた。
8月3日(木) 雨
雨だ。
今日はのんびり。だってヴァカンスだものね。
テレビを見ていると「風雲!たけし城」がやっていた。
つい見てしまう。
明日も雨らしい。
どうせ、のんびりするなら自分の家で・・と思い1日早め、明日帰ることにする。
と、いってもまたBesanconで1泊するけどね。
そんなわけで荷造りを・・・と思ったけど、洗濯がまだ乾いてないので朝詰めることにする。
8月4日(金) 雨
やっぱり雨だった。
荷物を車に運ぶのがまた大変。
帰りは高速を使う。
それほど時間もかからず、Besanconに到着。
一休みしてからCarrefourへ。
夕食はお惣菜を買ってすますことに。
Carrefourのお惣菜をつまみに、夕食をすませ、就寝。
8月5日(土) くもり/晴れ
家に向かって出発!
途中渋滞もなく、スムーズにすすむ。
しかし、トラックが多くてちょっとコワイ。どうしてトラック同士で追越したりするのよ。
そういうことするから流れが悪くなるんだっつうの。
自分たちは仕事だからヴァカンスの人たちに意地悪してるの?!
昼過ぎに到着。
うちの並びはまだみんなヴァカンス中らしい。
ゴーストタウンのようだ。
隣の家なんてこの夏2度目、2週間以上留守だよ。
遅い昼食にざるそばを食べる。
普段はネズミが出るとか、雨漏りがして嫌だとか文句言ってるけど、やっぱり家が一番ですね。
荷物の片付けもそこそこに、「夫」と萌衣はお昼寝。
私はパソコン。
メールと掲示板が大変なことになっていた。
メールの受信だけでも大変、それを読むのがまた大変。
ありがたいことです。