いくらのしょうゆ漬けのページ


北海道出身の夫としては北の海産物には目がない。なかでもいくらのしょうゆ漬けは最重点品目のひとつにあげられる。
市販のしょうゆ漬けもよいがやはり自分で味付けをするのがよい。お好みの味は少々酒の量を多めにしたうす味がすきである。
フランスでも鮭は手に入るのである。どうやら比較的高級感のある食材らしい。
いくらもビン詰めで売られているがこれがまたまずい。塩漬けになっているらしく少々しょっぱい上、しなびている。さらに鮮度が悪いので生臭い。そのままではとてもいくら丼にはなれない。
そこでかつてのいくらしょうゆ漬けの経験を生かし、味再生を試みることとなる。

方法
ikura 市販いくらビン詰めを用意。
いくらを水あるいは食塩水(生理食塩水程度)ですすぎ、つぶれた卵のぬめりやからを取り除く。
日本酒1:しょうゆ1のたれにざるで水切りをしたいくらを漬ける。たれの量はいくらが充分漬かる量より少々多め。
3日ほどで充分味付け完了。塩分を抑え目に漬けているため、はじめしなびていたいくらも浸透圧の関係でハリハリ、プチプチに。

調理例
いくら丼
あったかごはんにかけるだけ。ごはんは普通のごはんでもすし飯でもお好みを。
親子丼
いくら丼の応用で、ごはんの上にいくらとともに塩焼鮭のフレークあるいはスモークサーモン(生)をのせる。

問題点
ビン詰めいくらも安くないが日本酒の方が安くない。750mlで50から100フランほどとなるともはや高級調味料である。


もどる inserted by FC2 system